【クセ毛】梅雨のうねり、広がり、パサつき対策。髪質改善?縮毛矯正?
癖毛の方にとって最も嫌な時期が梅雨ですよね。
ただでさえ扱いにくい癖がどうしようもない状態に…。
僕も美容師を13年やっているので、何人もそういう方をみてきています。
日本人の約7割が癖毛と言われていますが、自分の癖毛にはどのメニューがいいの?
そんな方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、
- 髪質改善ってどんなメニュー?
- 自分にはどのメニューが合っている?
ということを紹介させていただきます。
髪質改善って何?
そもそも髪質改善って何?
という方もいると思うので、そこから説明していきます。
勘違いしている方も多いのですが、
髪質改善は1つのメニューの事だけを言っているのではありません。
というのも、
髪質改善ストレートや髪質改善トリートメント、
美容院によっては髪質改善カラーなんて言っているところもあります。
このように髪質改善という言葉が流行ってから、色んな髪質改善メニューが出来ているので、
一括りに髪質改善メニュー=癖毛に良い!ということではないと覚えておきましょう。
今回の記事は癖毛の方のためのメニュー紹介ですので、
この後は髪質改善ストレートについて説明させていただきます。
髪質改善ストレートはどんな人にオススメ?
- 年齢を重ねてツヤが無くなった。
- 年齢を重ねるうちに髪が扱いにくくなった。
- 髪のボリュームを抑えたい。
- ツンツンの真っ直ぐにはしたくない。
髪質改善ストレートは、縮毛矯正に比べて薬剤の強さが優しいので、髪にかかる負担が少ないです。
ちょっとした癖のせいで扱いにくいという方や、
乾かすだけでツヤが出るようにしたいという方にはピッタリのメニューです。
髪にかかる負担が少ないと言っても、薬剤を使用して髪の形状を変えたり、キューティクルを整えるので、
梅雨の湿気にも負けない収まりやすい髪にしてくれます。
なので髪質改善のメリットを簡単にいうと、
施術時間が早い・縮毛矯正より安い・髪への負担が少ない、ということですが、
もちろん髪質改善にもデメリットはあります。
それは今まで縮毛矯正を繰り返ししてきた方からすると物足りなく感じたり、
癖が強い方の場合だと伸びきらないということです。
冒頭で日本人の約7割が癖毛と伝えましたが、
縮毛矯正をされている方は全体の1割もいません。
髪質改善メニューは、残りの6割の方で髪が扱いにくいと感じている方の為に開発されているので、
今まで縮毛矯正を繰り返してきている方が髪質改善に切り替えると物足りなく感じてしまいます。
自分にはどのメニューが合っている?
あなたがストレートメニューを決めるために大事なのは
- どんな仕上がりにしたいのかを決める。
ということです。
ストレートメニュー | 癖の伸び具合 | 髪への負担 |
---|---|---|
髪質改善 | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ |
ストレートパーマ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
縮毛矯正 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
表を見るとわかるように、ストレートメニューにより癖の伸び具合や髪への負担は変わります。
ただし、使う薬剤や美容師の技術力で変わることもあるので、あくまで目安として考えて下さい。
髪質改善ストレートについては先ほど説明したので、ここからはストレートパーマと縮毛矯正について説明します。
まず個人的な見解からいうと、
今のストレートパーマと縮毛矯正は差がほとんどないです。
上の表ではレベルをわかりやすく伝えるためにあえて差をつけてますが、実際には伸び具合も負担もそこまで変わらない、というのが僕の意見です。
『ストレートパーマと縮毛矯正は何が違うの?』
『自分にはどっちが良いの?』
と、なると思いますが、基本的には美容師があなたに合ったメニューを勝手に選んでくれると思います。
つまり、あなたが美容師に伝えるのは、
『どんな仕上がりにしたいのか』
これだけで十分ということです。
それだけわかれば腕の良い美容師なら、
あなたの癖の状態に合った薬剤をチョイスし、綺麗に仕上げてくれるはずです。
自分の髪を扱いやすくするために必要なのは
【自身が薬剤の事を明確に知る】
という事よりも
【信頼できる美容師を見つける】
という事だと思います。
『自分の癖は強すぎるから、伸びが悪いのは仕方ない。』
と思っている方は思い切って新しい美容院を探してみてはいかがでしょう?
僕はストレートに力を入れているからこそ思いますが、
癖が伸びていないのは美容師の責任か、ストレートに力を入れていない美容院の薬剤の責任かもしれません。
こちらの記事では失敗しにくい美容院選びのコツを紹介しているので、よければ参考にして下さい。
まとめ
美容の技術・商材は日々進化しています。
僕が美容師になった13年前と今で比べるだけでも全然違います。
ただし、新しくなった技術を取り入れているか、取り入れていないかで仕上がりは変わってしまいます。
自分に合った美容師を探すのはなかなか難しいし大変かもしれませんが、
もし今の仕上がりに満足していないのなら美容院を変えるのもいいかもしれませんね。
ここまで読んでいただきありがとうございました!